初期認知症高齢者に対する介護士としてのアプローチ方法や関わり方

介護職員初任者研修レベルの以上の介護職員は、認知症の初期段階にある高齢者などの変化内容とアプローチの仕方・関わり方をよく理解し介護現場で対応できるようにしておく必要があります。

認知症初期段階にある高齢者などの変化に対するアプローチ方法

身体的変化に対する介護職の関わり方

食事をみんなで一緒食べた事実を利用者さんにさりげなく確認するようにしておきます。

介護現場では、ホームヘルパー(訪問介護員)や利用者さんの家族が準備した食事やスーパーなどで買った食材をノートに記入し、双方が何を食べたかわかるようにしておきます。

また、飲み物に関しても、水筒やペットボトルなどを準備して、訪問するたびにどれだけ変化したかをノートに記入したり、体重測定を訪問時に計り記録することも有効な手段です。

着衣に関しては今の季節に合った衣類を利用者さんがすぐわかる所に置いておき、季節外の衣類はタンスなどにしまっておくようにします。

心理的変化に対する介護職の関わり方

うつ病と間違えやすいのが初期段階の認知症で誤って診断されるケースもあるため、認知症と決めつけずにうつ病との違いを慎重に識別することが必要です。

家族などは利用者に対し病院で診察を受けるよう誘導し医師には日常生活の現状を申告します。

また、近隣住民には地域行事やハイキングのサークルに参加させてもらったりして本人に自信を回復してもらうように関わることが大切です。

行動変化に対する介護職の関わり方

家事などに関しては本人と家族や訪問介護員が共に行うようにします。

洗濯に関しては洗剤を洗濯機のすぐ近くに置き本人がすぐ気が付くようにしたり、家族が外出している場合は電話で本人に洗濯物を干したか取り込んだか話しかけるなどを行います。

洗濯機の操作方法や料理の仕方がわからないから本人に行動させないのではなく、いかに本人ができるようにするか考えて工夫し援助してゆきます。

認知症初期段階にある高齢者などに対する介護職の関わり方

身体的変化に対する介護職の関わり方

認知症が進行する要因には、体調管理が上手く出来ていないことが影響する可能性もあるため、いかに体調不調を早期に発見するかが重要になります。

なので、本人が体調不良を起こしていないか確認するために介護援助を行う中で、十分な水分補給や食事をしているかをチェックし、特に便秘などがないか注意します。

心理的変化に対する介護職の関わり方

認知症の初期段階では、自分で出来る事も少なくありませんが、日常生活で必要な行動が出来なくなくなることも多くなってきます。

認知症になった高齢者などは、自分で行動出来なくなった事実をはっきり認識し記憶している方もいれば、不安感に心を支配され嫌な感情だけを抱いている方もいます。

不安感を抱いている認知症高齢者の気持ちに対し介護職は理解を示し、本人がやっていた趣味や自身で出来る事を見つけ出し自信回復できるように援助していきます。

行動変化に対する介護職の関わり方

認知症の初期段階では、残存能力があるので、自分で可能なことは自分でやってもらうように手助けすることが大切です。

本人が他人の助けなく自分ですることができたという実感を感じられるように援助していくことが大切です。

料理・洗濯・掃除をする場合も自分でできる部分はやってもらい、買い物も付き添って行き自分で食材をかごに入れたりしてもらうなど可能な限り自立出来るように支援を行います。

場を活かした介護職の関わり方

訪問介護の場合は、認知症高齢者本人が住み慣れた地域や自宅などで支援を行うことが可能です。

本人の生活パターンを考慮しながら洗濯、掃除、買い物、調理、食事などの生活援助を行っていきます。

通所介護の場合は、認知症高齢者が来所した際に情報を毎回集め、情報を記録し続けることで、本人に合致した行動様式とは何かが明らかになってきます。

また、通所介護のために外出することで、本人も身じたくや身だしなみを行うことで程よい緊張感も保てるようになり、他人とのコミュニケーションや交流を通じて、自分一人ではないという心の安定感や社交性を復活できる可能性があります。

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