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介護職員初任者研修の講習では介護技術も学びますが、実際の介護現場で働く場合、ほぼ例外なく認知症患者である高齢者の方と向き合うことになります。

なので、クロイツフェルト・ヤコブ病や慢性硬膜下血腫による認知症の病状と症状につての基礎知識は必要ですし、基礎的な知識は学んでおく必要があります。

クロイツフェルト・ヤコブ病の病態・症状

クロイツフェルト・ヤコブ病は、発病後一気に進んでいく認知症に陥る原因疾病で、 クロイツフェルト・ヤコブ(Creutzfeldt,Jakob)により確認され公表されました。

50歳から60歳の間に発症する可能性が高く、症状が現れてから最長でも1年以内に死亡するケースが多い病です。

空胞性変化や海綿状様が脊髄から大脳に至る全中枢神経系に発現し、脱落と萎縮等が神経細胞に起こります。

今のところ現在医学では、完治できるような有効な治療法は発見されていません。

生物実験では、サルの脳内にクロイツフェルト・ヤコブ病発症時の脳細胞を移植すると約12か月後前後で病気が発症する事実から、ウイルスや細菌が病気の原因ではなく、プリオンと言われる異質な性質があるたんぱく質が本当の原因だと言われています。

クロイツフェルト・ヤコブ病によく似ている病気には、輸入牛肉で昔問題になった狂牛病(BSE)があり、これは動物に感染する病です。

運動麻痺、筋固縮、舞踏病様運動などの運動失調に関する症状や幻覚、妄想、意識障害など認知障害に関する症状が発現します。

慢性硬膜下血腫の病態・症状

軟膜、くも膜、硬膜と呼ばれている3種類の薄い膜で脳細胞は覆われています。

慢性硬膜下血腫とは、血腫がこの中の一番外側に位置する硬膜の下側に発生する疾患を差します。

発症する主な原因の一つには、転倒時に地面で頭を打ち打撲などした場合に慢性硬膜下血腫が発生するケースがあります。

頭を打った直後は、患部が腫れたり痛みを一時的に感じたりしますが、これ以外に我慢できないような症状は感じずCT検査をしても異常は発見されません。

しかし、硬膜の近辺に存在する血管が破れていた場合は、時間の経過と共に少しずつ出血し、硬膜の下に滞留し血液が塊となって、脳細胞を圧迫し始めます。

そして最終的には、障害が脳神経細胞に発生します。

慢性硬膜下血腫は、当人も気づかないようなゆっくりとしたペースで進行するケースが大半です。

しかし、数か月経過する頃に差し掛かると、もの忘れや頭痛が起こり始め、分けのわからない行動をしたり、判断間違いをすることが多くなってきます。

この段階になると、血腫がCT画像でも確認できるようになります。

人命に影響し死に至るような状況になるケースは多くありませんが、慢性硬膜下血腫になると、寝たきり状態に陥ったり、尿失禁などを発症しやすくなります。

最近では特にCTやMRIで検査すれば頭部の異常も正確に発見できるので、脳手術を行い血腫を除去することで、治療できる認知症疾患の一つです。

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