現場実習を体験できる初任者研修の受講メリットについて

施設実習のメリット

 自分で見聞きしなければ、実際わからない事も多くあるので、就職前の介護施設実習や訪問介護同行などは貴重な体験の場とも言えますし、施設実習を体験できるスクールを受講することにより、次のようなメリットを感じることができます。

  1. どのようなタイプの介護職種が自分に向いているかを検討する際の判断材料とすることもできます。
  2. 就業前の不安や疑問を解消できる機会を得ることができます。
  3. 長続きする職場を探す際の参考にすることができます。
  4. 就職時、採用側(介護施設)と求職側(あなた)とのミスマッチを避けることに繋がります。
  5. ミスマッチにより発生するであろう無駄な就活時間や手間を減らすことができます。
  6. 介護される側、介護する側、双方の気持ちや考えなど、現場の実態を肌で感じることができ、実際の介護方法も観察できるので家族介護にも役立ちます。

ホームヘルパー2級からの変更点は?

 現在の介護職員初任者研修に相当する以前の資格はホームヘルパー2級です。

ホームヘルパー2級から介護職員初任者研修に資格制度が変更になった為の大きな相違点として、初任者研修の場合は施設実習が必須ではなくなったということです。

介護施設での現場実習が必須ではない代わりに、介護技術演習がホームヘルパー2級では42時間であったものが介護職員初任者研修は75時間に大幅に拡大されました。

資格 施設実習 介護技術演習
ホームヘルパー2級 必須 42時間
介護職員初任者研修 必須ではない 75時間

 上表のような変更は、介護の知識と技術を高いレベルで習得させるという意味では悪いわけではありませんが、 施設実習が必須ではなくなったということによって、次のような点も不安視されます。

施設実習に対する採用側(介護施設)の考え方

 介護職の求人募集を行っている介護事業所や施設の採用者側の思惑としては、次に該当するような人で自分の適性についてもある程度理解している人を採用したいと考えている場合が多いようです。

  • 介護の知識だけでなく介護技術の基礎を身に付けている。
  • 介護施設や在宅訪問介護などの何らかの現場体験をしたことがある。

 その理由は、介護職員初任者研修を通じて介護技術の基礎をしっかりと学び、現場実習の体験を通して、どんな介護職種であれば自分にできるのかという方向性を固めた求職者を優先したいですし、そのような求職者は定着しやすいと考えているからです。

逆にいえば、施設実習すら体験していない人は介護現場のイメージがつかめず向き不向きも曖昧で、ミスマッチの危険性があり、せっかく採用しても就職してから辞めてしまうかもしれないという不安があるようです。

求職者側から見た施設実習に対する考え方

 介護職に就きたいと考えている求職者側からすると、介護の知識や介護技術の基礎は介護職員初任者研修でしっかりと学んでいると思います。

但し、現場の施設実習などを体験せずに就職先を選んだ場合、介護サービスの職種は様々なので、その職種が本当に自分に合っているかどうかを見極める判断が難しいかもしれません。

数日間でもいろいろなタイプの介護現場を自分の目で見たり体験しておくことで、どのようなタイプの介護の職種が自分には向いているかをイメージできると思います。

現場体験なしでは、採用者側も現場の雰囲気さえも全く知らない人を採用することになり、ミスマッチングに繋がる可能性もあります。

 また、介護士を目指している人だけでなく、家族介護が目的の方も現場実習を通して、介護側の考え方や実際の介護方法を客観的に見つめることができるので家族介護にも役立ちます。

介護職員初任者研修では介護施設での現場実習が必須ではありませんが、スクールによってカリキュラムに組み込まれているところもあります。

希望者にはオプションで現場実習を体験できるように用意しているスクールも多くありますので、今後のために体験してみたいと思われる方は検討してみるのもいいと思います。

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