生活援助の主な対象となるのは、調理や清掃、洗濯といった「家事」に関することです。
ただし、家事項目を個別に考えるだけでは意味がありません。
何度も言うように、これらは個々に完結するものではなく、身体介護を含めた全体のサービスの流れのなかでとらえることが必要です。
ここでは訪問介護のなかの「生活援助」の意義や現場の介護士・ホームヘルパーとしてできることについて考えてみましょう。
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生活援助項目の限定は可能か?
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生活援助で介護士・ヘルパーが板挟みになることとは?
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