寝返り(体位変換)の介助法|介護技術記事一覧
褥瘡の予防と寝返り(体位変換)介助を行う目的
寝返り(体位変換)介助を行う目的 布団やベッドなどで同じ態勢で長時間又は長期間寝ていたりする場合、次のような問題が体に起こってきます。体重が一部位に長時間、集中してかかることで筋肉・血管・神経にも圧力がかかり、しびれや血の巡りが妨げられ障害が起こります。寝たきり状態が長引き特定の部位を長期間動かさな...
寝返りのしくみと体位変換の介助の基本
自然な寝返りのしくみ 寝たきりで介護を必要とする利用者の場合、数時間おきに体位変換(寝返り)をしないと褥瘡などの問題が起こります。また寝返りの介助を行う際でも、利用者の身体機能の障害の程度によっても手助けする範囲を考えながら行う必要があります。介護職員は、利用者が自分で動かせる動作は見守り、それ以外...
高齢者・障害者に対する介護と医療の取り組み方の違い
病気や障害を負った方に対する介護という観点と医療という観点から見た場合の取り組み方や接し方はどのような違いがあるのでしょうか?麻痺患者に対する介護と医療の対応方法について 例えば、昨日まで元気だった人が外出中に突然倒れて、救急病院に運ばれ脳卒中が原因だとわかり、なんとか命は助かったものの、右半身が...
片麻痺の場合の寝返り(体位変換)介助方法
片麻痺があっても全員が寝たきり状態になるわけではない 片麻痺と聞くと、ほとんどの人がどうすることもできないという印象を持っていて、寝たきりの状態をイメージする人も多いようですが、実際はよほどの事情がない限り、片麻痺の方が全員寝たきり状態になるようなことはありません。寝たきり状態になる稀なケースは次の...
下半身麻痺の場合の寝返り(体位変換)介助方法
下半身マヒの方へのチェック事項 介護職や介護する者は、介助する前に下半身マヒの方ができることは何か、寝た状態で次の内容についてチェックを行います。両ひざを立てることができるか?両腕を天井方向に上げれるか?頭や肩を持ち上げることができるか?下半身マヒの方でも自分で寝返りをする手順・コツ斜め上に両手を組...
四肢麻痺の場合の寝返り(体位変換)介助方法
四肢麻痺(マヒ)の人に介護者ができることとは何か?下半身麻痺や左右どちらかの片側麻痺である要介護者の自立を目指した介助方法について当サイトでは紹介してきました。ですが、両手両足が麻痺している四肢麻痺の人の場合、自立を目指すのは現実的に大変難しいことだと言えます。でもそうだからといって、簡単にあきらめ...