1.介護事務に向いた性格・コミュニケーション能力
介護事務の仕事に向いている性格とはどのようなものなのでしょうか?介護の仕事は人間を直接相手にするお仕事ですから、接客業ともいえます。
このようなお仕事をするには、まず、人との会話や対話がそれほど苦にならない性格で、欲を言えばボランティア精神やサービス精神が少しでもある人、高齢者に接するのが好きであることも必要だと思います。
そうでないとスムーズにコミュニケーションができず、人間関係を構築するのに苦しむこともあります。
人と接するのが嫌いとか、すごく苦手とかいう人には向いていないかもしれません。年齢や性別に関係なく、人見知りせず親しみやすい性格の人には向いている仕事だと思います。
高齢者のほとんどは、わずかな年金などからお金を捻出して介護サービスの提供を受けられているので、サービス提供側が、快適にサービスを受けられるようにする責任があります。
また笑顔を絶やさないこともすごく大事なんです。介護の現場では、一般の接客業と違って、高齢者の中には認知症のある方もいます。
そういう方は、ちょっとでも怖い顔を見たりすると、自分は嫌われているのではないかとか、怒られているのではないかなどの、被害妄想的な気持ちになることもあるので、人と接するときには笑顔でいることが必要になります。
できればその場だけでなく、笑顔で普段から接することが自然とできるような人が、介護の仕事では理想的ではないでしょうか。
介護施設では、介護サービスを提供する福祉の仕事ですので、ここまで説明した意味をよく認識していただきたいと思います。
いろいろと説明しましたが、必ずこのような適正がないと介護事務などの仕事ができないということではありませんが、あれば仕事をしていく上でプラスにはなります。
2.介護事務に必要な知識と技能とは
介護事務の仕事を円滑に進めるために望まれるスキル(技能)とはどのようなものなのでしょうか?
介護事務の主な仕事には、次のような種類があります。
- 介護報酬請求業務
- ケアマネージャーのサポート業務
- 施設利用者の受付や対応業務
特に①と②に関してはパソコンを使用して書類作成という業務が必ず発生しますので、最低限のパソコンスキルは必要になってきます。
また介護事務に関する知識を持っていても、データの入力ミスなどがあると必ず問題が発生しますので正確さや慎重な姿勢が求められます。
③に関しては、高齢者に対して、良い印象を持っていない人ですと、その雰囲気が直感的に相手に伝わってしまうことがあるので、高齢者もなんとなく察知してしまいます。
露骨に態度に出さなくても心では「なんか嫌な人だあ」という判断をされてしまうこともあります。
接する機会があまり無くても、普段から笑顔で親切・丁寧にサービス精神を持って接することが出来るようにしましょう。
また、介護保険制度の仕組みは、誰もがすぐ理解できるというものでもありませんので介護サービスの利用者や家族の方々への説明も必要になってきます。
この場合は、介護事務が、介護保険の内容やシステムなどを、理解できるように丁寧に説明する必要がありますので、説明するためには、コミュニケーション能力なども求められます。
どちらかというと介護事務の仕事は、何でも屋さん的な業務になりがちです。
そういった事が得意という人には向いている仕事と言えるでしょう。


