1.強い責任感と職業倫理は介護職には重要な資質
介護士・ホームヘルパーに欠かせない資質として、極めて重要な資質は、職業に対する強い責任感があるかどうかという点です。
少なくとも社会人であるならば、どんな仕事に対しても「責任」という二文字を忘れてはなりませんが、介護職という職業では特に強く求められると言っていいでしょう。
例えば、訪問時間に遅れてしまうとか、仕事に慣れてきてつい手を抜いてしまうというケースをまま見かけることがあります。
「多少の遅刻や手抜きなら、利用者から文句が出ることもないだろう」などと普段から考えていると、こんな些細な甘えが積み重なり、いずれ大きな問題を引き起こしかねません。
今までも介護士やホームヘルパーによる利用者への暴言や虐待が社会問題になったことがありましたが、これも突然発生したことではなく、それまでに小さな「甘え」の積み重ねがあったはずです。
当然、面接でも「責任感のある人材かどうか」が重要な判定材料になります。
責任感の有無というのは、見た目ではなかなか判断できませんが、数多くの応募者に接している試験官ならばそれほど難し いことではありません。
応募者のちょっとした言動からでも、資質は見抜かれてしまう場合があります。
新社会人などの場合、仕事に対する責任感という点では多少のハンディがあるかも知れません。
ですが、それは「介護という仕事の重要性」について自覚があるかどうかでカバーできることです。
大切なのは、やはり日頃の習慣で、どんな小さなことでも人との約束は守る、損得勘定だけで物事を判断しない、自分に非がある時はきちんと認めてそれなりの対処をするなど。
ちょっとした行ないのなかで、自分の行動をきちんと律していくクセが求められるものです。
ここまで掲げたポイントを常に振り返りながら、もし自分に欠けている部分があったら、意識的に変えていく努力を惜しまないようにしたいものです。
介護という職業は、それだけの人間形成が求められる厳しい職業であり、だからこそ強いやりがいを感じることもできるのだと思います。
2.採用される為に日常から心掛けておきたい事とは
介護職の面接などで、面接官に好印象を与えるには、次のようなことを普段から心掛けておくことも大切です。
- 注意深くものを見たり、人の話を聞いたりする癖をつける。
- 何か作業をしていても、常に周囲の状況に敏感になる。
- 研修で学んだことを常に再確認しながら、初心を忘れないようにする。
- 常に身なりや清潔感を意識しておく。
- 自分の思いや考えをはっきりと伝達できるように訓練しておく。
- 介護や社会情勢の話題についてニュースなどで敏感になっておく。
- 規則正しい生活リズムを心掛け体調管理を万全にしておく。
- 他人に対しての思いやりや責任感を持てるように、自分を律せる努力をする。




