食事介助の際に配慮すること(食事用自助具・調理の手際)

食事用自助具の基本的な知識も理解しておく

 食事の際、障害により手先を自由に動かせない方に対して、可能な限り自分の手で食事ができるよう補助するような器具類が市販されています。

例えば、手前に皿を引き寄せやすくしたターンテーブル型の器具や、スプーンをバンドで手に装着できるようなものなど、いわゆる福祉補助具の種類も多様化し機能も大きく向上しています。

介護士・ヘルパーとして、利用者の自立を促すという意味合いからも、食事用自助具などの種類や使い方などを理解しておくことで、より深く「見守り」に徹することができる可能性が広がります。

なので、福祉用補助具についても、しっかりと学ぶ必要があるでしょう。

 ただし、利用者によっては自助具が使用できる状態でも、食事をする際に長時間に渡り自力で自助具を使用し続けると、かえって疲れを覚えたり、疲労により衣服に食べ物を落とし汚れてしまうケースも考えられます。

このような状況になった場合、楽しいはずの食事が台無しになり、逆に生活意欲が低下することにも繋がりかねません。

 特に新人介護士・ホームヘルパーの場合、このような状況にしない為にも、自助具だけに頼るのではなく、どこまで「見守り」に徹するかなどについて、先輩介護士などにも相談しながら食事介助を行うようにすべきだと思います。

調理(生活援助)から食事介助(身体介護)への流れに配慮

 食事介助だけでなく調理についても生活援助を行っている場合、出来立てで熱いうちに料理をテーブルに並べなければ、おいしく食べてもらうことができません。

つまり、調理をすべて済ましてから、配膳などの準備に取り掛かるというのではなく、調理をしながら、室温や配膳にも配慮するなど、一連の作業の流れのなかで、「おいしい状態で料理を提供するにはどうすればいいのか」などについて、工夫する努力も必要です。

このような食事作業の流れは、普段から家事をしていれば自然と身に付いている方も多いのですが、日常家事をし慣れていない場合は、なかなか要領よくこなすことは難しいかも知れません。

 介護・介助については、単に手際が良ければ全てOKというものではありませんが、利用者が快適に介助を受けるという観点からは、介助前の準備作業を要領よくこなすことがより利用者のためになるケースが多いのも事実です。

なので、介護士であれば男女を問わず、普段から家事などを行う際に、できる限り手際よくこなすという観点んで訓練しておくことは、生活援助や介護に活かすためにも役立つことになります。

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