生活援助で介護士・ヘルパーが板挟みになることとは?

 先ほどの「草むしりなどは生活援助には当たらない」という議論が分かれる問題は、簡単に結論を出せることでもなく、一概に決めつけることもできません。

特にホームヘルパー自身は、利用者と常に訪問介護先で接しているわけですから、一番切実に感じている問題だと思います。

 ここで注意したいのは、当のホームヘルパー自身が丁寧に個々の事例に対して対処していくという意識がないと、「介護施設で決められたルールや契約内容」と「利用者の要望」との間で板挟みになり、よからむトラブルや利用者から不信感を抱かれることにもなりかねません。

この問題に関しては、「事業所の決まりでこの要望は受けることはできません。」などと、ヘルパーが利用者の頼みを拒否した結果、感情的になりトラブルにつながってしまったという例が、以前から頻繁に発生しています。

 これらは契約内容を順守するだけでは解決できるものではなく、このようなトラブルが頻発すれば、介護サービスに対する不信感が募り、お互いの信頼関係が崩壊してしまうことにもなりかねません。

このようなことを防止するには、利用者と介護事業者との間でお互いに理解し、信頼し合うことが大切で、介護事業者、担当ケアマネージャー、ホームヘルパー、利用者、家族などの間でしっかり話し合い、コミュニケーションをとることが重要です。

家事援助に際しての注意すべきポイント

調理について
  • 利用者の状態に応じた調理法
  • 利用者の栄養バランスと好み
  • 生活習慣病への配慮
  • 食中毒の防止
  • 火の元の安全管理
洗濯について
  • 取扱表示に基づいた洗濯
  • 衣服の生地に応じた洗濯の配慮
  • 天候を考えての干し方
  • 利用者の生活習慣に配慮した収納
清掃について
  • 清潔感や換気への配慮
  • 利用者の使い勝手や要望を反映した整理整頓
  • 備品類の取扱について
買い物について
  • 利用者の意志を汲んだ買い物
  • 金銭の取扱い方法について
  • 利用者のプライバシーを守る配慮
  • 購入品と釣り銭のチェック
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