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通所型は利用者が日中通って介護を受けるサービス

 一般的にデイサービスと呼ばれる通所型サービスには、通所介護と通所リハビリ(デイケア)の2つがあります。

通所介護は、生活上の援助を重視したサービスで、通所リハビリ(デイケア)は、リハビリテーションなどに重点が置かれたサービスになります。

 通所介護と通所リハビリ(デイケア)ともに介護士が業務を行っていますが、通所リハビリ(デイケア)については、医療機関や保健施設で行なわれていることもあり、作業療法士や理学療法士、看護師などが多く在籍しています。

マイクロバスなどの送迎で、デイケアセンターやデイサービスセンターに利用者が通い、各介護プログラムに従いながら平日を過ごします。

 通常、レクリエーション、おやつなどの休憩、食事、入浴、カラオケ・手芸などの活動が通所介護では行われ、これらにプラスして、通所リハビリでは、利用者がリハビリを行うため理学・作業療法士などが指導にあたっています。

その後、夕方になると利用者は自宅へ送迎され帰宅するというのが、主な1日のパターンになります。

通所介助では、訪問介護で行うトイレ、歩行、食事などの介助内容については大きな違いはありませんが、家事にあたる調理や洗濯などについて、介護士に一部役割分担されている場合があります。

 ただし、複数の利用者に対応しなければいけないのが通所介護で、訪問介護の場合は一人の利用者に対応するだけなので、この点については注意が必要です。

あまり大勢を相手にしているという意識が強すぎると、通所介護の場合は、各利用者個人のその人らしさを尊重するという意識や配慮が薄れる場合もあります。

逆にその人らしさを尊重するということを意識しすぎると、全体への気配りを怠ることにもなるので、介護現場で業務を行いながら徐々にバランスを考えて介護できるようにしていくことが必要です。

在宅介護を長続きさせるために短期入所型サービスがある

 短期入所型サービス(ショートステイサービス)も在宅介護を支える重要な受け皿になります。

短期入所型サービスにも、短期入所生活介護と短期入所療養介護の2つがあります。

短期入所生活介護は、生活上の援助を重視したサービスで、 短期入所療養介護は、療養に重点を置いたサービスになります。

 短期入所生活介護と短期入所療養介護ともに、必要な介護を行いながら生活してもらうために、介護の必要な人を一時的に入所させて行うサービスで数日から2週間くらいのスパンで入所してもらいます。

自宅を離れて施設に入所してしまうのに、在宅介護サービスというのは何故かと不思議に思われる方もいるかもしれませんが、目的は在宅介護を長続きさせ、途中で頓挫させないために必要なサービスだという位置づけです。

 訪問型サービスや通所型サービスだけでは、特に老老介護などの状況に陥っている家庭では、在宅介護を続けることは現実的に難しく、短期入所型サービスを利用することで在宅介護を継続して行っていくことが可能になります。

介護は短期間であれば何とか我慢して行うことはできますが、終点が見えず延々と介護をし続けることは、介護を行う家族にも身体的・精神的に相当な負担を強いることにつながります。

そうした時、短期入所型サービスを利用することで、家族の方が介護から一時的にでも離れることが出来、介護負担を少しでも和らげることで、利用者、家族共に心身をリフレッシュすることにも繋がります。

 その結果、過剰な負担を感じず在宅介護を長続きさせることができ、大きな手助けにもなることから短期入所型サービスは重要な介護サービスであると言えるでしょう。

そこで介護職員は、利用者が自宅に生活のベースを置き、在宅で暮らし続けることができるようにするには、どうしたらいいのかということを最優先に考えながら短期入所型サービスでの介護を行うという点が、長期入所施設との大きな相違点かもしれません。

訪問型以外の在宅介護サービスの内容と介護職員の仕事内容

介護サービス
種類
通所型サービス(デイサービス)
・通所介護
・通所リハビリ(デイケア)
介護サービス
内容

デイケアセンターやデイサービスセンターへ利用者に通ってもらい、日常での介護やレクリエーション、又はリハビリなどを行うサービス。

介護職員
仕事内容

利用者に対し身体介護やレクリエーションなどの介護サービスを行い、運転手として送迎したり、付き添いで勤務することもある。

介護サービス
種類
短期入所型サービス(ショートステイサービス)
・短期入所生活介護
・短期入所療養介護
介護サービス
内容

在宅で暮らしている利用者に短期間入所してもらい、日常生活に於いて必要となる介護や看護を提供するサービス。

介護職員
仕事内容

利用者に対し身体介護を行い、運転手や付き添いで送迎したり、入所時の相談業務要員として勤務することもある。

介護サービス
種類
その他の介護サービス
・福祉用具貸与
・住宅改修 等
介護サービス
内容

利用者が必要と思われる福祉用具の貸与や、住宅改修の助言・費用助成などを行ない、利用者が在宅で安心して生活できる環境を提供するサービス。

介護職員
仕事内容

住宅改修業者や福祉用具販売店などに勤務し、住宅改修や福祉用具のアドバイザーとして活躍する場合もある。

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