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介護担当を交代してほしくないと利用者に泣きつかれる。

状況

 私が勤める介護施設では、介護訪問先を数か月単位で担当を交代することになっています。

利用者は訪問介護を初めて担当した方で、やっと慣れて仲良くなれたのに、何故数カ月で担当を変わるのかと、訪問するたびに泣きつかれます。

対処法

 特に高齢者は急な状況変化を嫌う方が多いです。

まして、介護職とはいえ、赤の他人を自宅にまねき入れるということを受け入れ、やっと安心して任せられる人間関係を結べたのに、急にその関係がクリアされるのには大きな抵抗感を覚えるものです。

 介護ヘルパーの担当者が変わったら、今まで通りに円滑な関係が築けるのかという不安感に利用者は襲われるので、その不安を解消してあげることが重要になります。

「担当者が変更になってもきっちり申し送りはするので安心してください。」と話してあげましょう。

できるのであれば新しい担当者が初回訪問する際には同行して利用者に紹介し、利用者のいるところで、申し送り事項のやり取りを行うのも安心してもらえる一つの方法です。

また、「私への伝達は事務所に電話してもらえば可能ですよ。」と言ってあげるのもいいと思います。

毎日、同じ家事援助の繰り返しで悲観的になる。

状況

 毎日どの利用者宅を訪れても、家事援助の繰り返し作業ばかりで、このまま年を重ねていくのだと考えていると、心が塞ぎがちになります。

対処法

 介護の仕事だけに限らずどんな職業でも、精神的に疲れストレスを抱えることはよくあることです。

中でも介護の仕事は日々様々な問題が起こる上に、工場での物造りのように、ここまでやれば終了というようにゴールが明確に決まった仕事ではありません。

特に、プライベートで問題があったり、健康状態が良くない場合は、マイナス的な考え方に傾きやすくなります。

 なので、ストレスを溜めないように工夫するのも介護士としての大切なスキルの一つだと考えるべきです。

趣味やスポーツ、音楽を聴いたり、旅行に行ったり、ショッピングをしたりなど、自分に合ったストレス解消法を見つけ、上手に気分転換を図れるようにしましょう。

また、自分だけで悩みを抱え込まず、同僚や先輩の介護ヘルパーと話をすることも、よい意識転換に繋がります。

介護訪問先で食べ物を毎回すすめられる。

状況

 訪問先で介護業務を終了し帰宅する頃になると、利用者が毎回飲み物や食べ物などをすすめてきます。

かと言って、毎回きっぱり断ってしまうと、利用者の心遣いを傷つけるのではと思い頂戴していました。

すると、お歳暮を差し上げたいので、住所を聞かしてほしいと尋ねられますが、この場合の対応はどうすればいいのでしょうか。

対処法

 お年寄りは他人と親しくなり信頼ができると、お世話になったお礼にと考えて感謝のつもりでおもてなしや茶菓子をすすめる方は少なくありません。

また、介護ヘルパーの中にも自宅で造ったケーキなどを利用者におすそ分けしようとする方もいますが、仕事以外で私的に関わることは禁止されており、すべきではありません。

 自分の住所や電話も、公私混同で問題になる可能性があるので教えるのは厳禁です。

連絡を取りたい場合は、事務所へ電話してもらえば大丈夫だということを、初回訪問時に説明しておくことで、律儀なお年寄りは、きちんと理解してもらえると思います。

本来は、ケアプランについて利用者や家族と打合せする際に、食べ物や飲み物などの気遣いは一切必要ないことを説明しておくのがベターです。

 あのヘルパーさんはお茶菓子を食べてくれた、あのヘルパーさんはお菓子を持ってきてくれたなどで、もめ事が起こりチーム連携が上手くいかなくなる場合もあるので、必要以上の私的な関わりは避け、ケアに専念するように意識がけましょう。

訪問介護を利用者に拒まれる。

状況

 一人で生活している利用者宅を訪問し、契約で決まっている家事援助の調理と掃除をしようとしますが、「必要なことは自分でするので、援助はいらない」と拒否されます。

事業所の上司が説得した時は一旦家に入れてくれますが、数日空くと次回の訪問時には自宅にあげてくれず仕事ができません。

対処法

 介護サービスを初めて受ける利用者の場合、必要であることはよく認識していますが、介護ヘルパーと言えども、全く知らない赤の他人を自宅にあげることに抵抗感を覚える方は多くいます。

そのため、いざ当日になってから介護ヘルパーを家に入れることを拒む方も少なくありません。

なので、担当初日から絶対にこれをしないといけないなどと決めつけて身構えないで、最初は軽く自己紹介や挨拶程度にとどめ、当たり障りのない世間話から接し始めるようにするのも一つの関わり方です。

 その次には自分から利用者に根気よく笑顔で接し、声かけをするなどを繰り返していくことで、少しずつ利用者の警戒心を解いていきます。

お互いの心がある程度打ち解けるようになった時点で、自分は介護業務として何をしないといけないかを利用者に分かってもらうようにします。

忍耐強く、自然体で関わっていくことにより、徐々に信頼関係は構築されていくはずです。

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