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食事の福祉用具を利用目的

 介護を受けている利用者のなかには、自分の力で食事ができない方やしづらい方もおられますが、各利用者の食事機能や嚥下の状態に合った食事の福祉用具を活用することで、自力で食事を楽しんで摂ることが可能になります。

重度の要介護者であっても、食事を自力で摂ることにより、生活をより主体的に過ごすことが可能となり生活意欲の向上にも繋がります。

食事の福祉用具にはどんな種類があるのか

食事福祉用具(筋力低下がある利用者の場合)

 食事をする際は、いろいろな身体機能が連動し、食べ物を摂ることができます。

上肢の身体機能が筋力の麻痺・拘縮・低下等が原因で衰えているような場合は、身体機能を補うために、次のような食事補助具を活用することで、食べ物を自力で摂りやすくなります。

食事の補助具1

食事福祉用具(片麻痺がある利用者の場合)

 片麻痺がある利用者が食事を行う際に箸やスプーンを使用する場合は、健側の手しか使うことができないので、テーブル上に置いたお碗やお皿などの食器が動いてしまい、食器内にあるごはんやおかずを上手に掴んだりできないことが多くあります。

 そこで、すべりにくい材質のマットを食器の下に敷いたり、すべりにくい材質の固定具をお碗の下に置いたりすることで、動いて食器がすっべったりせず比較的楽に食事を摂ることができるようになります。

食事の補助具2

食事福祉用具(食事介助が必要な利用者の場合)

 口を普通に開けない食事介助が必要な利用者の場合、使用するスプーンは平らで薄い形状の物を使用することで口に入れやすくなり食べることの負担が軽減されます。

 口腔から食べ物がこぼれやすい利用者の場合は、食事用エプロンを使用します。

最近のエプロンはデザイン性にも優れており、見た目が通常の衣服と同じ形状のものもあり、抵抗感なく着用できます。

また、コップでお茶などを飲む場合に、いちいち後方に首を傾けなくても飲むことができるものもあります。

 食事の補助具や福祉用具はいろいろな種類があるので、特に介護職員の方は時々カタログなどを見て勉強しておくとよいでしょう。

福祉用具図参考引用元:
株式会社近新 「2012 Vol11-1福祉用具総合カタログ」
P12-15,17,21より

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