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 24時間シフトの介護施設などで介護を行っている介護職員は、睡眠の種類や働きについても知っておく必要があります。

睡眠にはどのような種類があるのか

 誰もが夜になると睡眠をとりますが、人の睡眠には、浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠の2種類があります。

また、眠っている間はこの2種類の睡眠状態が繰り返えされています。

睡眠をとることで、脳内のストレス物質をで除去していることが分かっており、体の維持に重要なホルモン分泌もこの時に行われています。

そういう意味では睡眠状態の良し悪しが人の健康を大きく左右すると言っても過言ではありません。

次に睡眠の種類とそれぞれの睡眠中の体と脳の活動状態を見てみましょう。

レム睡眠(浅い眠り)とは何か?

 急速眼球運動のことを英訳すると「Rapid Eye Movement」といいますが、レム睡眠の略語で使用されているREM(レム)は、この英語の頭文字を並べたものです。

浅い眠りであるレム睡眠中は、体全体の筋肉が緊張から解放され弛緩状態になっています。

一方、脳の活動は比較的活発な状態になっており、上下左右に眼球も休みなくキョロキョロと活発に動いています。

人間はこのレム睡眠中に夢を見ており、人の体を休息させる為に重要な働きをしています。

以上のことから、レム睡眠は体の休息とも言われています。

ノンレム睡眠(深い眠り)とは何か?

 ノンレム睡眠は、その呼び名通りレム睡眠以外の睡眠状態のことをいいます。

ノンレム睡眠の間、全身の筋肉は一定の緊張状態を保っていますが、レム睡眠とは逆で大きく脳の活動は低下しています。

ノンレム睡眠中は夢を見ることはなく、大脳の活動を低下させることで休息させ疲労物質を除去し回復させる働きがあります。

この状態になると、深くぐっすりと眠っているので外から刺激を与えても簡単には目を覚ますことはなく、目が覚めたとしても寝ぼけた状態である場合がほとんどです。

以上のことから、ノンレム睡眠は脳の休息とも言われています。

レム睡眠とノンレム睡眠の周期について

 人が眠りについている間は、このレム睡眠とノンレム睡眠を交互に繰り返しながら一晩を過ごすことになります。

眠りにつくとすぐ最初にノンレム睡眠状態になり、その後レム睡眠状態が15分ほど続き、再びノンレム睡眠状態に入っていきます。

90~110分ほどの間隔でこのような睡眠パターンが繰り返されています。

整理すると、90~110分の周期の中で、ノンレム睡眠の深さも4段階あり、占める時間も長いですが、レム睡眠は15分程度しかありませんので、睡眠中は大脳を休息させる時間が大半を占めていることになります。

余談ですが、この周期を知っておくことで何時間後に目覚ましをセットすれば爽快に目覚めることができるかも知ることができます。

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