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 市町村特別給付や保健福祉事業とは、各地方自治体の経済状況や地域事情を見極めながら市町村が介護保険の支給限度額を超えて上乗せ給付したり、サービスを拡充させたりする介護給付サービスのことです。

介護保険制度の基準以上に上乗せし市町村が独自支給するサービス

 介護保険制度では、要介護度ごとに支給限度基準額が設定されています。

利用者が介護サービスを利用する場合に、今よりもっとサービスの利用回数や時間を増やしたいと思えばそれも可能ですが、もし支給限度基準額を超えた場合には、超過分のサービス利用料については利用者が全額自己負担する必要があります。

そのような場合には、各自治体の市町村が独自に実施している市町村特別給付を利用して支給限度基準額の超過分を上乗せして給付してもらえるサービスを活用することも可能です。

上乗せ給付サービスともいえる市町村特別給付には、次のような種類があります。

  • 訪問介護ヘルパーの訪問回数の増加
  • 訪問入浴介護の利用回数の増加
  • デイサービスセンターの利用回数の追加
  • 特別養護老人ホーム内短期入所の利用回数の増加

サービスの種類を増やす市町村独自の拡充サービス

 地方自治体などでは、介護保険制度で定められた給付サービス以外に、各市町村が管轄する地域の事情や特徴を配慮し、それに見合った介護サービスを独自に提供している場合もあります。

これらのサービスには、次のような種類があります。

市町村特別給付・保健福祉事業とは

 市町村特別給付・保健福祉事業とは、第1号被保険者の保険料を財源として介護保険法で規定されたものです。

市町村特別給付・保健福祉事業については横出しサービスと一般的に言われているものです。

市町村特別給付の対象者とサービス種類について

利用対象者は要介護者・要支援者になります。

サービスの種類には、次のようなものがあります。

  • 移送サービス
  • 寝具乾燥サービス
  • 配食サービス
  • 訪問理髪サービス 等
保健福祉事業の対象者とサービス種類について

利用対象者は被保険者や介護者になります。

サービスには、次のような種類があります。

  • 要介護状態予防事業:
    ・要支援者の身体機能訓練
  • 介護の支援事業:
    ・介護教室の開催
    ・介護に関する情報提供
    ・家族の心身リフレッシュ
  • 貸付事業:
    ・高額サービス費相当分の資金貸付け

保健福祉サービスとは

 保健福祉サービスとは、地方自治体の一般会計の財源を活用し市町村が独自に実施しているもので、具体例を挙げると次のようなサービスが提供されています。

  • シルバーパスの交付
  • マッサージ・入浴・理髪の無料サービス

なお、市町村によってサービス内容や利用方法は異なっていますので、利用希望の際は問い合わせが必要です。

市町村独自で行っている介護サービスの量と種類について

サービスの種類

  1. 支給限度基準額内のサービスとは、介護保険制度の法定給付のことです。
  2. 介護保険のサービスには、市町村特別給付・保健福祉事業があり、共に横出しサービスと言われています。
  3. 介護保験外のサービスには、市町村の保健福祉サービスがあります。

サービス量の段階

  1. 法定給付サービスとは、介護保険制度の支給限度基準額内の介護サービスです。
  2. 市町村独自のサービスとは、介護保険制度の支給限度基準額を超えて利用できる介護サービスで上乗せサービスとも言われています。
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