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利用者の習慣や意向を把握することは重要

 生活援助で、調理を行う場合がありますが、料理に味付けする際においても、利用者の習慣に配慮するという観点から考えると、特に注意が必要です。

例えば、栄養士から「この利用者は高血圧だから、塩分は控えめにして調理して下さい。」という指示があり、申し送りの際に伝達されていると、介護士・ホームヘルパーは、そのことだけに意識が行きがちになります。

しかし、長年の食習慣の中で培ってきた好みの味というものが利用者にはあるわけですが、栄養士から指示があったからといって、味の好みを考えず薄味の料理ばかりを作って利用者に提供しても、おいしく食事ができるはずもありません。

 こういう場合は、介護士・ホームヘルパーなりに、利用者の味の好みと指示された栄養管理上の注意点とのバランスを図りながら、使用する調味料の配分を変えたりして工夫してあげることが大切です。

例えば、塩分総量を控えつつ、塩味を感じれるような料理にするには、ダシを濃い目にする代わりに塩分を控えるとか、料理によっても塩味がなくてもよい料理をだすとか、メリハリをつけて利用者の食欲が落ちないようにするといった工夫や方法を考える必要があります。

当然、利用者本人の好みや食習慣を知り、どうすればよいかなどの調理の基本的な知識もなければ、このような工夫をしたりすることはできません。

障害や身体機能などの状況については、健康に直結しているので情報を積極的に得る努力をする場合が多いですが、このような情報については、意識して収集しないと把握しずらいケースが多くあります。

 常日頃から利用者と会話をしたりコミュニケーションをとることを意識し、自分で情報を収集するよう心がけることも良質な介護を行う為に介護士・ホームヘルパーとしては努力することが必要です。

家事援助と利用者の生活習慣

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